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2024.11.30 本日の眼科診療。

他院で再生治療を行っていたが目の状態が変わらないとのことでワンちゃんがご来院されました。
涙液検査ではほぼ涙は出ていませんでした。


涙が少ないせいで眼脂がこびりついています。
また長期間角膜のコンディションが悪かったせいで角膜全体に黒色の色素が沈着しています。
今回の症例では乾性角結膜炎が疑われました。

乾性角結膜炎は涙を作る細胞が少なくなることで起こる疾患です。
多くは免疫介在性で涙を作る細胞が全く無くなってしまうと治療は非常に困難となります。
目やにが多いなと感じた場合にはお早めに動物病院を受診してください。

土浦市、つくば市で眼科診療を行っているどうぶつ病院シンベット
石垣

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